はしか、厚労相が注意喚起 関空到着便の5人感染確認
武見敬三厚生労働相は8日の閣議後記者会見で、アラブ首長国連邦(UAE)から関西空港に到着した航空機に搭乗していた5人に、感染力の強いはしかの感染が確認されたとして、「疑いがある場合は公共交通機関の利用を避け、医療機関に電話をして指示に従ってほしい」と注意を呼びかけた。
5人は2月24日に関空着のエティハド航空EY830便に搭乗。岐阜県で1人、愛知県で2人、大阪府で2人の感染者を確認した。
はしかは高熱、発疹などの症状が出る。空気感染し、欧州や東南アジアなどで流行している。武見氏は「予防接種が最も有効で、2回受けていなければ接種を検討してほしい」と述べた。
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