ラピダス、AI向け生産受託 半導体、供給先拡大に期待

共同通信 2024年2月28日 00:52
 記者会見で握手する、ラピダスの小池淳義社長(左)とテンストレントのジム・ケラーCEO=27日午後、東京都千代田区
 記者会見で握手する、ラピダスの小池淳義社長(左)とテンストレントのジム・ケラーCEO=27日午後、東京都千代田区

 ラピダスは27日、米新興企業テンストレントが開発した人工知能(AI)向け半導体の生産を受託すると発表した。自動運転や生活支援ロボットなど、高度なデータ処理が必要な技術への応用を見込む。生産受託の公表は初めてで、課題だった顧客の獲得に弾みがつくかどうかが注目される。

 両社は2023年11月に協業を発表しており、日本政府が支援するプロジェクトの一環として生産する。生産時期や規模は明言しなかった。

 ラピダスの小池淳義社長は都内で記者会見し「今後はCPU(中央演算処理装置)などの汎用型から、用途に特化した半導体が重要になる」と強調。自動車など、日本が強みを持つ分野を中心に供給する考えだ。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧