頼氏、中国に対話呼びかけ 「対抗せず平和共存を」

共同通信 2024年1月14日 00:03
 台湾総統選で勝利し、支持者に向かいガッツポーズする民進党の頼清徳氏=13日、台北(共同)
 台湾総統選で勝利し、支持者に向かいガッツポーズする民進党の頼清徳氏=13日、台北(共同)

 【台北共同】台湾総統選で勝利した民主進歩党(民進党)候補の頼清徳副総統は13日夜に記者会見し、衝突のリスク回避に向け対話に応じるよう中国に呼びかけた。「対抗ではなく対話によって平和共存を実現させなければならない」と強調した。

 頼氏は、中国が蔡英文政権との対話に応じなかったのは「残念だ」と述べた。「台湾海峡の安定は繁栄に不可欠」とした上で、中国側にも安定を確保する「責任がある」と明言。条件を付けずに対話に応じるべきだとの考えを示した。

 台湾が技術をリードする半導体産業については「台湾の半導体産業は世界の資産でもある」とし、中国もその発展を支持するべきだと訴えた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧