機器の排熱でウナギ養殖、北海道 美唄のサーバー管理会社

共同通信 2024年1月12日 17:38
 ホワイトデータセンターの養殖施設で、水槽にウナギの稚魚を入れる「池入れ」をする伊地知晋一社長=12日午前、北海道美唄市
 ホワイトデータセンターの養殖施設で、水槽にウナギの稚魚を入れる「池入れ」をする伊地知晋一社長=12日午前、北海道美唄市

 北海道美唄市のサーバー管理会社「ホワイトデータセンター」が12日、機器の排熱や雪解け水を利用しニホンウナギの養殖を始めた。同社によると、養鰻業は九州や東海地方が盛んで、昨年10月、道内で初めて養殖業許可を取得。今春以降、「雪うなぎ」のブランド名で出荷を予定している。

 この日、静岡県吉田町の養鰻会社から運ばれた全長約25センチの稚魚3500匹を約10トンの水槽に入れる「池入れ」を実施。今後、規模を拡大して年内に1万3千匹の出荷を目指す。

 同社はデータサーバーが排出する熱の有効活用を模索。伊地知晋一社長は「雪うなぎを美唄の特産品に育て、地域活性化に貢献していきたい」と話した。

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