北海道秋サケ、前年比3割減 20年の高い海水温影響か

共同通信 2024年1月11日 19:15

 北海道は11日、2023年9~12月の道内の秋サケ漁獲数が速報値で約1921万8千匹だったと明らかにした。22年の約2939万9千匹から34・6%減。道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場によると、漁獲の中心となる「4年魚」が放流された20年春の海水温が高く、稚魚が成長しなかったことが影響したとみられる。

 北海道の周辺の海を五つに分けた全てで漁獲数が減った。特に、えりも以西で77・5%減、日本海で71・1%減と大きく落ち込んだ。23年は南、西側の海域で海水温の上昇が顕著で、回帰が進まなかったことが要因となった可能性がある。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧