袴田さんにリスク冒す事情ない 再審で弁護側が反論
1966年に静岡県清水市でみそ製造会社の専務一家4人が殺害され現金を奪われた事件で死刑が確定した袴田巌さん(87)の再審第5回公判が20日、静岡地裁で開かれた。動機や凶器を巡り、検察、弁護側双方が主張を展開。「犯人でなければ不自然だ」と強調する検察側に対し、弁護側は「リスクを冒してまで金銭を得なければならない事情はない」と反論した。
国井恒志裁判長は来年1月から3月までの7期日を指定した。検察側は、袴田さんが毎月末ごろに専務が自宅に売上金を持ち帰ることを認識していたと指摘。借金を重ね、金銭に余裕がなかった袴田さんに「金品を手に入れるための動機があった」と主張した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
岐阜・下呂温泉で建物火災 延焼、けが情報なし
共同通信 -
つばさの党、住所情報募り街宣 SNS使用、著名人ら自宅近くに
共同通信 -
岐阜・下呂温泉で建物火災、けが人情報なし
共同通信 -
栃木、殺人容疑で指示役再逮捕へ 夫婦焼損遺体で2人目
共同通信 -
マンションに19歳女性遺体 大阪、殺人容疑で知人の男逮捕
共同通信 -
マンション遺体は住人の19歳女子大学生
共同通信 -
能登観光復興へ「輪広げる」 石川・七尾の道の駅が再開
共同通信 -
石川県が「心のケア」拠点設置へ 地震被災者の不安、悩みに対応
共同通信 -
遺体発見のマンション、19歳女性が契約
共同通信 -
野外ライブで7人搬送、名古屋 熱中症か、命に別条なし
共同通信