現役最古の木造灯台を再設置 兵庫・西宮、来春に点灯

共同通信 2023年12月19日 10:12
 移設先の石積み基壇に設置される今津灯台=19日午前、兵庫県西宮市
 移設先の石積み基壇に設置される今津灯台=19日午前、兵庫県西宮市

 兵庫県西宮市の今津港にある建設から200年以上の歴史を持つ現役最古の木造灯台「今津灯台」を従来の設置場所の対岸にある石積み基壇に再設置する工事が19日、始まった。来春に再点灯する予定。

 西宮市によると、今津灯台は市内の酒造会社「大関」を営む長部家が1810年に創建し、現存の灯台は1858年に再建。海上保安庁に航路標識として登録された現役の木造灯台の中で最も古く、市の重要有形文化財に指定されている。

 南海トラフ地震で想定される津波被害軽減などを目的とした排水機場の整備に伴い今年9月、移設工事が開始。灯台上部の木造部分は仮置き場に移され、保管中だった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧