諸君、ピラミッドの頂から… ナポレオンについて考えていた化学の時間 「雨の日は休む」生徒 <細川護熙さんの高校時代>
-今月は細川さんからもう一つ、高校時代の忘れがたい思い出を聞きました。「あのころ」は休みます。(聞き手・宮下和也)
◇ ◇
学習院高等科時代で一つ思い出した話があります。祖父(護立さん)のところ、今の永青文庫の上に住んでいた頃の話です。
高校2年生の時か、3年生の時だったか忘れちゃったけど、化学の先生で関末比古さんという先生がおられました。小柄で、とても穏やかないい先生でした。
私は大体、高校時代も中学時代もそうですけど、雨の日は休みと自分で決めていたものですから、学習院の先生たちの間でもちょっと問題になっていたようです。
よく私がいない時に、先生たちがクラスメートに向かって、「今日は雨だから細川は来ないだろう」と言われていたという話を後でずいぶん聞かされました。
残り 1079字(全文 1437字)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
熊本のニュース-
出色の異才「いひゅうもん」 井上智重さんを悼む 作家・出久根達郎
熊本日日新聞 -
せき続く感染症、命の危険も⁉ 肺非結核性抗酸菌症、患者は年々増加 薬で症状抑制も…完治は難しく
熊本日日新聞 -
共に生き続ける未来へ 【寄稿】熊本市現代美術館学芸員・坂本顕子 「ライフ2 すべては君の未来」
熊本日日新聞 -
美里町に「ハートの季節」到来!! 1日30分、二俣橋に浮かぶ光と影
熊本日日新聞 -
熊本の酒造関係者「需要拡大の追い風に」 「伝統的酒造り」ユネスコ無形文化遺産登録
熊本日日新聞 -
熊本県教育委員会人事(2024年11月1日付)
熊本日日新聞 -
菊池事件再審請求審 有罪証拠の審理「12月5日に方針」 熊本地裁
熊本日日新聞 -
東証の取引時間30分延長、熊本県内の反応は? 初日は「注文少ない」、理由にあの大イベントも…
熊本日日新聞 -
「下城の大イチョウ」黄葉本番 小国町でちちこぶ祭り、ライブも
熊本日日新聞 -
運送業の魅力アピール 県トラック協会が国府高で出前授業
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
学んで得する!お金の話「まね得」
お金に関する知識が生活防衛につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、しっかりした家計管理で安心して生活したい記者と一緒に、楽しく学んでいきましょう。
※次回は「損害保険」。11月14日(木)に更新予定です。