ユズ「早摘み」本格化 生産量日本一の高知
高知県安芸市でユズの収穫作業が本格的に始まった。同県はユズの生産量日本一で、10月に収穫したものは「早摘みユズ」と呼ばれ、爽やかな香りが特徴。安芸市の農園では16日、晴天の下、黄色く実ったユズが一つ一つ手作業で収穫された。
11月に収穫のピークを迎え、12月上旬まで続く予定。昨年よりも実が多く、安芸市内で計約3600トンが出荷される見込み。青果用として出荷されるほか、加工場で搾汁され、ポン酢などの原料になる。
生産者の小松正博さん(69)は「ユズは香りが命。新鮮な香りをカツオやナスのたたきにかけて楽しんでほしい」と話した。
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