駅メロに交響楽団の花笠音頭 JR山形駅、演奏を録音
JR山形駅(山形市)は15日、山形新幹線と奥羽線の発車メロディーを、地元オーケストラが演奏し録音した「花笠音頭」に変更した。これまで同曲の電子音が使われてきたが、山形交響楽団員が演奏した25秒ほどの音源を流す。
花笠音頭は県を代表する民謡。市が公共交通の利用促進を目的に約170万円かけて変更した。温かな響きを目指したという。
山形駅で15日に記念式典が開かれ市民や鉄道ファンが参加した。市の担当者は「オーケストラのある街としての魅力を知ってほしい」と期待を込めた。東京都から駆けつけた鉄道ファンの会社員渡辺勇翔さん(18)は「壮大で心に響く音だった」と笑顔で話した。
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