新聞とICT、新たな学び 新聞経営賞でオンライン報告会

熊本日日新聞 | 2021年02月20日 16:00

新聞経営賞を受賞した「小中学生新聞『くまTOMO』の登録会員とICTを活用した取り組み」について報告する熊日の担当者ら=19日、高森町

 2020年度新聞経営賞に選ばれた、熊本日日新聞社の「小中学生新聞『くまTOMO』の登録会員とICTを活用した取り組み」のオンライン報告会が19日、熊本県高森町の会場と全国の新聞社などをつないで開かれた。新たなNIEを視野に入れた狙いを熊日の担当者らが発表した。日本新聞協会主催。

 同賞は、(1)紙面作りに参加する「くまTOMOサポーター」(2)ICT活用のオンライン授業(3)新聞コンテンツなどをデジタル配信するタブレット図書館-の取り組みが柱。

 「タブレット図書館」を昨年10月から導入した高森町と、全国の新聞社や教育関係者ら約100人を中継。熊日の今村浩読者・新聞学習センター長が、社内の新聞博物館や国立天文台(東京)と結んだオンライン授業などの取り組みを挙げ、「地方にいても本物の学びに触れることができると確信した」と振り返った。

 タブレット図書館について、平岡義裕デジタル化推進室長が、同町の児童生徒約450人が同時に電子書籍を読める利便性を紹介。「長年模索してきた記事の新たな活用で、地域の情報格差解消の道筋がついた」と強調した。同町の佐藤増夫教育長は、児童生徒たちの声を交え「感染予防の点からも有効で、郷土学習を充実させる上でも、地元紙との連携は意義深い」と述べた。(藤山裕作)

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