外国人の引退先、マレーシア首位 安く安全に生活、米サイトが順位
インターネット上で金融情報を提供する米国のサイト「ゴーバンキング・レイツ」はこのほど、外国人が退職後に割安な費用で、比較的安全に引退生活ができるアジアの国のランキングを発表した。首位はマレーシアで、トップ10には日本人に身近で温暖な東南アジアから4カ国が入った。
世界の都市別の物価や生活費を調査する欧州の専門サイトのデータ(6月時点)や、オーストラリアの研究機関が発表した国の安全度を示す「世界平和度指数」(2022年)などを基に、各国を比較して順位を決めた。
マレーシアは1カ月当たりの平均生活費が1066ドル(約16万円)。国内の治安やテロ、戦争の危険性を考慮した平和度指数は世界18位とされた。
他の東南アジア勢ではベトナムが4位(1117ドル、平和度指数44位)、インドネシアが5位(940ドル、47位)、カンボジアが7位(1387ドル、62位)だった。2位は西アジアのクウェート(1741ドル、39位)、3位には東アジアのモンゴル(940ドル、42位)が選ばれた。(NNA=共同)
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