御船祭の早船蔵出し 和歌山、熊野速玉大社

共同通信 2023年10月9日 15:16
 「御船祭」を前に、熊野速玉大社の倉庫から出された木造船=9日、和歌山県新宮市
 「御船祭」を前に、熊野速玉大社の倉庫から出された木造船=9日、和歌山県新宮市

 和歌山県新宮市の世界遺産、熊野速玉大社で9日、「御船祭」(16日)の早船競漕で使われる木造船9隻が、かいをこぐ若者らの手で境内の倉庫から出された。早船競漕は祭りのクライマックスを飾る行事。

 9隻はスギやヒノキで作られ長さ約9メートル、最大幅約1・5メートル。各地区名が書かれたのぼりを掲げ、若者が11人ずつ乗り込み、近くの熊野川で速さを競う。16日午後4時半ごろスタートし、約1・6キロ上流の御船島を3周する。

 昨年優勝した王子地区の会社員西村雄作さん(37)は「船を出す作業に参加し、気持ちが引き締まった。目標は連覇」と話した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧