サントリーが新型サーバー開発 常温の缶で冷えた生ビール
サントリーは5日、飲食店向けの新型ビールサーバー「nomiigo(ノミーゴ)」を開発したと発表した。「ザ・プレミアム・モルツ」の350ミリリットル缶を常温のまま機器にセットすると、4度程度の冷えた生ビールをジョッキに注ぐことができる。
ビールと泡をそれぞれ最適な圧力で抽出する技術も備えた。一般的な10~20リットルのたると比べて使いやすく、機器洗浄や交換の労働時間を年間50~70時間削減できるとしている。労働力不足に悩む飲食店は多く、試験展開を経て5年以内に1万台の利用を目指す。
サントリーによると、たるは開栓すると鮮度が落ちるため、3日以内に使い切る必要がある。
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