マイナカードでバス乗降、高知 65歳以上で実証事業
高知県は2日、65歳以上の高齢者が、マイナンバーカードを車載カードリーダーにタッチするだけでバスに乗り降りできる実証事業を同県中土佐町で始めた。65歳以上がバスを無料利用できるという中土佐町の制度を利用しており、2024年3月末まで実施する方針。
中土佐町では、65歳以上のバス利用は無料だが、乗車する際に、利用者証を提示した上で乗車地、降車地、利用した日付を手書きして、運転手に提出する必要があった。
マイナンバーカードを活用することで、利用者による記入作業を省ける他、集計や町役場でのチェック作業などを減らせるため、業務の効率化も期待される。
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