釜石でラグビー、震災学ぶ 東京と被災地の小学生

共同通信 2023年9月30日 18:42
 ラグビーを通じて震災を学ぶイベントでプレーする児童ら=30日午後、岩手県釜石市の「釜石鵜住居復興スタジアム」
 ラグビーを通じて震災を学ぶイベントでプレーする児童ら=30日午後、岩手県釜石市の「釜石鵜住居復興スタジアム」

 2019年のラグビーW杯日本大会の開催地となった岩手県釜石市の「釜石鵜住居復興スタジアム」で30日、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県と東京都の小学生が、ラグビーを通じ震災を学ぶイベントが開かれた。

 スタジアムは津波で全壊した小中学校の跡地に立つ。児童約70人は、巧みなステップでピッチを駆けたり、力強いトライを決めたりした。

 児童らは試合後に震災伝承施設を訪れ、語り部が「鵜住居の子どもたちは、ここから高台に逃げました」などと震災当時の話をした。

 東京都日野市の小学6年吉村朱叶さん(12)は「自分がプレーした場所が津波の被害に遭ったことを実感した」と話した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧