芸備線で「呑み鉄」号走る 市民ら赤字路線の魅力発信
利用者低迷で赤字路線となり、一部区間の存廃の議論が検討されているJR芸備線で24日、沿線の地酒を味わえる特別列車「呑み鉄鈍行ちどり足」号が運行された。岡山、広島両県にまたがる沿線には個性的な酒蔵があり、田舎の原風景が残る。路線の魅力を発信しようと、市民グループ「芸備線魅力創造プロジェクト」が企画した。
列車は三次駅(広島県三次市)から備後落合駅(同県庄原市)までを約3時間で往復。2両編成の車両にクラウドファンディング(CF)の支援者ら約100人が乗車し、日本酒を飲みながら、収穫間近の稲穂が揺れる車窓の眺めを楽しんだ。
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