子ども食堂「自分肯定の場所に」 名古屋で代表ら情報交換

共同通信 2023年9月17日 20:14
 名古屋市で開かれた子ども食堂の情報交換会=17日午後
 名古屋市で開かれた子ども食堂の情報交換会=17日午後

 岐阜、愛知、三重各県で「子ども食堂」を運営する代表や行政関係者ら約50人が17日、名古屋市に集まり、子ども食堂の取り組みについて情報交換した。子どもの貧困に詳しい名古屋市立大大学院の松村智史准教授が基調講演し「子ども食堂は、子どもが『自分がいてもいいんだ』と思える居場所であるべきだ」と述べた。

 松村准教授は、ひとり親家庭では、親が子どもとコミュニケーションを取る時間が少ない「時間の貧困」があると説明。子ども食堂は、空腹を満たしたり勉強を教えたりするだけではなく、そうした子どもをコミュニケーションを通じて温かく迎え入れる役割が求められると指摘した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧