「ツール・ド・東北」始まる 宮城、2000人被災地駆ける
東日本大震災の復興支援と伝承を目的に、宮城県沿岸を自転車で走る「ツール・ド・東北2023」が16日、開かれた。参加者約2千人が、震災遺構や景勝地がある被災地を駆け抜ける。今年で10回目。17日まで。
コースは、石巻市と女川町を回る65キロから、石巻市と気仙沼市を往復する210キロまで五つ。参加者は、津波で多くの児童らが犠牲になった石巻市の大川小や、津波が直撃して横倒しになった女川町の旧女川交番の近くを通る。
各地に設けられた休憩所では、フカヒレやホタテ、かまぼこなど地元料理が振る舞われる。
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