戦国時代に思いはせ、大関ケ原祭 火縄銃やガス砲も
天下分け目の合戦「関ケ原の戦い」の舞台となった岐阜県関ケ原町で15日、甲冑姿の鉄砲隊らが演武をしたり、のろしを上げたりする「大関ケ原祭2023」が開かれた。合戦が1600年の旧暦9月15日にあったことにちなんだイベントで、観光客らは戦国時代に思いをはせていた。
東軍の黒田長政らが陣を置いた山で、のろしが再現され、鉄砲隊に扮した現地ガイドらが火縄銃を空砲で撃った。大砲を模したガス砲も撃たれ、観光客からは歓声が上がった。
神戸市から訪れた会社員川越麗佳さん(43)は「重い火縄銃や甲冑で戦場に向かうには体力も精神力もいる。家族や国を守るんだという気持ちが伝わってきた」と話した。
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