副大臣・政務官26人教団と接点 全体54人の半数近く

共同通信 2023年9月15日 19:13
 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点があった副大臣・政務官
 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点があった副大臣・政務官

 第2次岸田再改造内閣で決まった副大臣・政務官のうち、副大臣12人、政務官14人の計26人に旧統一教会との接点があったことが15日、分かった。共同通信の取材や自民党の調査を基に集計した。全体54人の半数近くに上る。

 文部科学副大臣の青山周平衆院議員は、昨年の共同通信のアンケートにパーティー券の購入やイベントへの出席などがあったと認めていた。15日の取材に「担当は教育とスポーツで文化庁に権限はない。関係は断っており、今後もそういうことはありえない」と話した。

 副大臣でほかに接点があったのは、井林辰憲、岩田和親、工藤彰三、神田憲次、国場幸之助、高木宏寿、武村展英、堂故茂、馬場成志、宮崎政久、宮沢博行の各氏。

 国土交通政務官の小鑓隆史参院議員や総務政務官の船橋利実参院議員はアンケートで選挙活動への支援などがあったと明らかにしていた。法務政務官の中野英幸衆院議員は関連団体の会合に出席したと回答。15日の取材に「現在は接点はなく、法務行政に影響はない」とした。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧