宇城市の規格外食材で一流シェフ15人腕振るう 10月29日、三角西港一帯

熊本日日新聞 | 2023年9月10日 15:19

「もったいなかレストランin三角西港」が開かれる浦島屋=宇城市

 県内外のシェフが宇城地域の食材と調味料を使って腕を振るう「もったいなかレストランin三角西港」が10月29日、宇城市の三角西港一帯で開かれる。

 料理研究家、相藤春陽さん(57)=同市松橋町=が企画運営を担い、市が主催。フランスや東京で活躍する熊本出身のフレンチやイタリアンのシェフら15人が、規格外の食材を活用した特別メニューを提供し、若手料理人らに技術を伝える。

 相藤さん企画のレストランは昨年、熊本市でも開催。前回参加した宇城市の守田憲史市長が地元での開催を依頼した。相藤さんは「一流のシェフがそろう貴重な機会。宇城の豊かな食文化を広めたい」と力を込める。

 コース料理とビュッフェの2プラン。飲食チケットは同市のふるさと納税で販売し、それぞれ寄付額13万円(定員8人)と8万円(18人)。JR三角線の観光特急「A列車で行こう」と組み合わせたチケットもあり、4万円(20人)と2万5千円(30人)を9月11日から販売する。市商工観光課☎0964(32)1604。(飛松佐和子)

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