(下)「民意」どう問う 討論集会後、消えた対話

熊本日日新聞 2020年10月29日 00:00
2001年12月9日、相良村総合体育館で初めて開かれた「川辺川ダム」を考える住民大集会。約3000人が参加した

 12年前の2008年、川辺川ダムの白紙撤回を表明した蒲島郁夫熊本県知事。当時、その理由を「現在の民意はダムによらない治水を追求し、今ある球磨川を守っていくことを選択している」と述べた。  そして現在。7月豪雨の深刻な被害を受け、県は改め...

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