（４）“備え”　土砂災害を警戒　千年に１度の雨「想定せず」　

熊本日日新聞 2020年10月20日 00:00
浸水から２日後の千寿園の内部。壁面には約３メートルの高さに濁流とみられる跡があった＝７月６日、球磨村渡（坂本明彦）

　「千寿園の幹部らは、北西側にある（裏山の）斜面の土砂崩れを警戒して、あれほどの高さの浸水は想定していなかったはずだ」 　７月４日の被災当時、球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」で３日夜から宿直のアルバイトをしていた元消防士の男性（６１）...

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熊本豪雨「川と共に」　
第３部「犠牲」千寿園の悲劇

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