東海大星翔、初戦は浜松開誠館（静岡）と対戦　10日第1試合で　全国高校野球選手権組み合わせ決定

　第105回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内で開催され、県代表の東海大星翔は第5日（10日）第1試合の1回戦で浜松開誠館（静岡）と当たる。

　6日の開幕試合は土浦日大（茨城）－上田西（長野）に決まった。昨夏に東北勢として春夏通じて初めて甲子園大会を制覇した仙台育英（宮城）は、第1日第3試合の1回戦で浦和学院（埼玉）とぶつかる。

　2019年大会優勝の履正社（大阪）は第2日第2試合の1回戦で鳥取商と顔を合わせる。開会式の選手宣誓も抽選を実施し、高知中央の西岡悠慎主将に決まった。

　台風6号による航空便欠航の影響を受けた沖縄尚学は、10～12日実施予定の大会第5～第7日に限定して最初にくじを引き、第6日第1試合の2回戦でいなべ総合学園（三重）と対戦することになった。

　エース玉木「いよいよ始まる」
　東海大星翔の川道樹主将は11校目で抽選くじを引いた。直前に引いた浜松開誠館（静岡）の隣に校名の札が並ぶと、観客席から見守っていた選手たちからは笑みがこぼれた。

　熊本大会打率5割超と好調だった4番の新美元基は「相手が決まれば練習への気持ちがより入る」と気合十分。相手については「主将の髪形が丸刈りじゃなかったのが印象的だった」と話した。

　1番で打線をけん引する百﨑蒼生は「映像をよく見て、相手投手の得意球を研究したい」。エースの玉木稜真は「いよいよ始まる、と気合が入った」と気を引き締めた。