月を見ていると「雲から星がどんどん出てきた」 正体はスペースX社の衛星 続々打ち上げ、あなたは見た?
「2日午後8時15分ごろ、上空で星のようなものが一直線に20個ほど連なって北西から南南東へと動いていった。この物体は何?」。熊本市南区幸田の主婦(71)から熊日に情報が寄せられた。SNSこちら編集局で取材したところ、米スペースX社の「スターリンク衛星」とみられることが分かった。
主婦によると、自宅から月を見上げていたら、雲の切れ間から星のようなものが出てきた。「よく見てみると雲は動いておらず、星がどんどん出てくる。びっくりして気味が悪かった」と話した。
清和高原天文台(山都町)によると、この星のようなものの正体はスターリンク衛星とみられ、愛好家が同日、天文台に送ってきた画像も提供してくれた。
スペースX社は小型衛星によるインターネット接続サービス「スターリンク」のため順次衛星を打ち上げており、将来的には地球のほぼ全域をカバーする1万2千基体制を目指している。同社の公式ホームページなどによると、この1週間の間にも打ち上げがあった。
衛星は打ち上げから数日間は肉眼でも確認できるといい、インターネット上には観測地点を入力すると、いつごろ見られるかが分かるサイトもある。あなたも夜空に光の連なりを見つけられるかもしれない。(東有咲)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
熊本のニュース-
【とぴっく・菊陽町】福祉施設に作業工賃贈呈
熊本日日新聞 -
【とぴっく・玉名市】くまもと県北病院でクリスマスコンサート
熊本日日新聞 -
【速報】同性婚訴訟 熊本、福岡のカップル上告
熊本日日新聞 -
迎春準備着々…阿蘇神社で恒例「すす払い」
熊本日日新聞 -
売り切れ御免の人気店「3時のドーナツ」、山鹿市に初の店舗 開業2年で悲願 横手夫妻「地元を盛り上げたい」
熊本日日新聞 -
熊本市の田崎市場、しめ飾りの競り最盛期
熊本日日新聞 -
熊本高専熊本キャンパス、全国ロボコンコンテスト準V 八代も「技術賞」
熊本日日新聞 -
【とぴっく・荒尾市】バスケットボール全国大会出場を報告
熊本日日新聞 -
【とぴっく・菊池市】応援大使任命式
熊本日日新聞 -
【とぴっく・多良木町】交通安全150日間無事故無違反の表彰式
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
学んで得する!お金の話「まね得」
お金に関する知識が生活防衛やより良い生活につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、しっかりした家計管理で安心して生活したい記者と一緒に、楽しく学んでいきましょう。
※次回は「成年後見制度」。12月27日(金)に更新予定です。