中部電自殺訴訟で和解成立 遺族に謝罪、名古屋地裁
2010年に中部電力三重支店に勤務していた鈴木陽介さん=当時(26)=が自殺したのは、上司のパワーハラスメントや過重業務が原因として、母親の吉田典子さん(61)が同社に約4700万円の損害賠償を求めた訴訟は18日、名古屋地裁(五十嵐章裕裁判長)で和解が成立した。吉田さんが記者会見で明らかにした。同社が遺族に謝罪し和解金を支払う。金額は非公表。
18日に合意した和解条項で中部電は判決を「重く受け止めている」と言及。入社間もない鈴木さんへの指導が不十分だったと謝罪するほか、中部電がパワハラ防止などの労働法令を順守することが盛り込まれた。
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