金高騰、高額品の販売活況 円安傾向で、価格転嫁も

共同通信 2023年7月17日 16:16
 東武百貨店池袋本店の催事で金製品に見入る客=5日、東京都豊島区
 東武百貨店池袋本店の催事で金製品に見入る客=5日、東京都豊島区

 外国為替市場での円安ドル高傾向で金の店頭販売価格が高値圏で推移し、今後も価値が上がるとの期待感で高額の金製品を購入する人が増加している。金製品の製造事業者は価格転嫁に踏み切らざるを得ず、金高騰の余波はしばらく続きそうだ。

 地金大手の田中貴金属工業が発表する金の店頭販売価格は、今月5日に1グラム当たり9886円で過去最高となった。

 金箔の製造販売などを手がける「箔座」(金沢市)は、アクセサリーや食品なども販売する。金価格上昇を受けて昨年秋に価格を1~2割引き上げた。

 大矢真咲記専務は価格転嫁に顧客の理解が得られるよう「独自性、デザイン性の高い商品を展開する」と強調する。

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