羽田管制官や操縦士の対応が焦点 航空機接触、原因究明に

共同通信 2023年6月10日 22:05
 誘導路付近で接触したタイ航空機(左)とエバー航空機。事故で滑走路の一つが約2時間にわたり閉鎖された=10日午後0時15分、羽田空港(共同通信社ヘリから)
 誘導路付近で接触したタイ航空機(左)とエバー航空機。事故で滑走路の一つが約2時間にわたり閉鎖された=10日午後0時15分、羽田空港(共同通信社ヘリから)

 羽田空港で台湾のエバー航空とタイ航空の機体が接触した事故について、専門家は地上走行に関する管制官の指示と、両機のパイロットの対応が原因究明のポイントになると指摘する。

 国土交通省によると、事故は誘導路付近で離陸に向け待機中のエバー航空機の後ろをタイ航空機が通ろうとした際に接触したとみられる。

 航空評論家の青木謙知さんによると、地上走行中の飛行機が別の飛行機や空港内の設置物、車両などに接触する事故は時々発生するという。原因特定は慎重な調査が必要としつつ、当時の管制官の指示の適正性や、パイロットが指示通りの操縦をしていたかどうかを検証していく必要があるとする。

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