東京医大不正で賠償増額 高裁、一審判決を変更
東京医科大医学部の不正入試問題を巡り性差別で不合格になったなどとして、元受験生の女性16人が大学側に計約1億1344万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は30日、昨年9月の一審東京地裁判決を変更し、一部の原告の賠償額を増額した。15人に対し計約2084万円の賠償を命じた。
増田稔裁判長は女性を実質的に減点した得点操作について、一審判決に続き「法の下の平等」を定める憲法14条の趣旨に反すると判断。本来は合格していたか、可能性がありながら不合格となった計4人の慰謝料について、1人当たり100万~150万円とした一審判決から、200万~300万円に増額した。
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