インドや韓国、原爆資料館を訪問 首相、悲惨な実相説明

共同通信 2023年5月21日 12:50
 G7広島サミットの拡大会合に招待した各国首脳や国際機関のトップらと、原爆慰霊碑に献花する岸田首相(中央)=21日午前、広島市の平和記念公園
 G7広島サミットの拡大会合に招待した各国首脳や国際機関のトップらと、原爆慰霊碑に献花する岸田首相(中央)=21日午前、広島市の平和記念公園
 広島市の平和記念公園で、記念写真に納まる岸田首相(前列右から4人目)とG7広島サミットの拡大会合に招待した各国首脳や国際機関のトップら=21日午前(代表撮影)
 広島市の平和記念公園で、記念写真に納まる岸田首相(前列右から4人目)とG7広島サミットの拡大会合に招待した各国首脳や国際機関のトップら=21日午前(代表撮影)

 岸田文雄首相は21日午前、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の拡大会合に招待したインドのモディ首相ら8カ国首脳と、広島市の平和記念公園にある原爆資料館を訪問した。国連のグテレス事務総長ら国際機関のトップも参加した。原爆の悲惨な実相への理解を広げるため、首相自ら館内を案内し説明したとみられる。首脳らは慰霊碑への献花も行った。3日間にわたる広島サミットは最終日を迎えた。

 広島市によると、核保有国インドの首相が資料館を訪れるのは1974年の初の核実験後初めて。

 G7首脳とウクライナのゼレンスキー大統領は21日、ロシアが侵攻を続けるウクライナをテーマに討議した。

 その後、招待国首脳も交え「平和で安定した世界」について協議。岸田首相は冒頭「ウクライナ情勢をはじめ国際社会が直面する平和と安定への挑戦にどう対応すべきか議論を深めたい」と述べた。

 サミット招待国は、インドの他に韓国、ブラジル、インドネシア、ベトナム、オーストラリアなど。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧