坂本前第8師団長「気配りされる立派な方」 陸自ヘリ事故前日に面会、元防大教授が無念語る
沖縄県宮古島付近で起きた陸上自衛隊第8師団(司令部・熊本市北区)所属のヘリコプター事故で死亡した5人のうち、21日に新たに身元が判明した1人は坂本雄一前師団長(55)だった。事故前日に坂本氏と会った元防衛大学校教授の中垣秀夫さん(77)=熊本市中央区=は「とても優秀な上、細やかな気配りをされる立派な方だった。惜しい方を亡くした」と無念の思いを語った。
中垣さんは、坂本氏が着任した3月30日にも面会。坂本氏は終始、紳士的な振る舞いで、互いの赴任地の思い出話などに花を咲かせたという。
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