火の国サラマンダーズ、JR九州熊本支社、JR熊本シティが連携協定 野球通じてスポーツ振興

熊本日日新聞 | 2023年3月5日 12:35

出陣式でファンと一緒に写真に納まる火の国サラマンダーズの選手たち=5日、熊本市西区のJR熊本駅前「アミュひろば」

 プロ野球独立リーグの火の国サラマンダーズを運営するKPBProject(熊本市)、JR九州熊本支社、JR熊本シティ(熊本市)の3社は5日、野球を通じて熊本のスポーツ振興や地域を盛り上げようと包括連携協定を結んだ。

 相互にイベントを告知し、火の国のホーム試合開催日には熊本駅と上熊本駅、アミュプラザくまもとのスタッフがユニホームを着て盛り上げる。アミュプラザの飲食ゾーン「駅から百八歩横丁」では観戦チケットやユニホームの提示でドリンク1杯を無料にするなどの特典を提供する。

 熊本駅前「アミュひろば」で行われた締結式には3社の社長が参加。KPBの神田康範社長は「熊本に役立つようにしっかりやる。電車に乗って応援に来て」とファンに呼びかけた。約100人のファンの前でチームの出陣式もあり、馬原孝浩監督は「父もJRの車掌で社宅で育った。一緒に野球熱を高めましょう」と話した。

 JR九州熊本支社とJR熊本シティは、バスケットボールの熊本ヴォルターズとも協定を結んでいる。(山下友吾)

包括連携協定を結んだ(左から)JR九州熊本支社の中野幹子社長、KPBの神田康範社長、JR熊本シティの山下信二社長=5日、熊本市西区のJR熊本駅前「アミュひろば」
出陣式で踊る火の国の選手とチアリーダー=5日、熊本市西区のJR熊本駅前「アミュひろば」

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