モダニズム建築、森の中の「広場」 開館40年の県劇 田中智之・熊本大大学院教授と歩く
![田中智之熊本大大学院教授による「県立劇場」のパース画。県劇を南側から眺めている。「豊かな緑に包まれたプロムナードを歩き進めると、左右に現れる『広場』を、見下ろしたり見上げたりと立体的に愉しむことができる、県劇独特のシークエンスを表現した」と話す](/sites/default/files/styles/crop_default/public/2022-11/IP221119TAN000137000_01.jpg?itok=UYKkw7rD)
今年開館40年を迎える県立劇場(熊本市中央区)は、戦後のモダニズム建築を代表する建築家・前川國男(1905~86年)の作品だ。地下2階、地上3階の鉄骨鉄筋コンクリート造りで、二つの専用ホールが併設した先駆的建築として知られる。建築家の田中...
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