(4)腹を満たすものは何でも

熊日童話会会長 渥美多嘉子「夢と感動 子どもたちに」
熊本日日新聞 2022年11月18日 07:00
山鹿市菊鹿町の内田川の一角にある池で泳ぐ子どもたち

 幼少時は、戦争の最中で、いつもおなかをすかしていて、食べられるものは何でも食べて育ちました。  家にあるミカンや栗、ビワなどは季節季節に食べられましたが、お米は供出し、ほとんど麦ご飯でした。  数年前、九つ下の弟が「姉さん、昔は馬の食...

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