「よく分かる」ロアッソ熊本
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プロサッカーチーム、ロアッソ熊本の誕生は2004年12月です。「県民に元気を、子どもたちに夢を、熊本に活力を」がスローガン。官民が一体となり「おらが街のJチーム」を目指し、県内初のプロスポーツ球団が発足しました。
05年の九州リーグで優勝し、JFL(日本フットボールリーグ)に昇格。07年12月にJリーグ入りを決めました。この際、商標権の問題で「ロッソ熊本」から改称。J2元年の08年には次なる目標「5年でJ1」を掲げました。
ただ、J2では苦戦が続いてJ1昇格は一度も果たせていません。19年からはJ3を舞台に戦い、21年の優勝で22年からJ2に復帰。22年はJ2で上位争いを繰り広げ、悲願のJ1参入まで、あと一歩のところまで肉薄しました。
これまで藤田俊哉、巻誠一郎(大津高出身)ら日本代表経験者も在籍した一方、橋本拳人やシュミット・ダニエルらは活躍して移籍した後、日本代表入りしています。初代監督の池谷友良は、後に運営会社の社長も務めました。
熊本市東区のホーム会場えがお健康スタジアム(県民総合運動公園陸上競技場)は16年の熊本地震の際に、支援物資の集積場にもなりました。近年は交通アクセスの改善を求める声も上がっています。
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