ヴォルターズのパワハラ問題 社長兼GMへの権限集中が原因と指摘 第三者委報告書「異議述べること困難に」

熊本日日新聞 | 2022年6月20日 19:13

 バスケットボールBリーグ2部(B2)熊本ヴォルターズの運営会社・熊本バスケットボールは20日、前社長と同社が、故障者リストの不正運用と選手へのパワーハラスメントでBリーグから制裁を受けた問題に関する第三者委員会の調査報告書を公表した。前社長がゼネラルマネジャー(GM)を兼任したことで権限が集中し、問題の発生につながったと指摘した。

 報告書は問題が発生した2020年11月当時、「(社長兼GMに対して)社内の他者が異議を述べることが困難な状況にあった」と認定。過度な権限の集中を防止するよう求めた。

 パワハラを受けた選手がチームメートなどに相談しながら、Bリーグへの通報で発覚するまで約1年の期間を要したことを受け、「相談窓口や内部通報制度の確立が必要」と指摘した。外部への相談窓口の検討も求めた。

 また、企業統治の強化については、非常勤取締役がチェック機能を果たせなかったことに「反省の余地がある」とした。(萩原亮平)

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