県産小麦、増産機運高まらず ウクライナ侵攻で輸入高騰長期化 収益性低く伸びぬ需要 政府支援に期待も

熊本日日新聞 2022年6月6日 11:12
収穫を控えた小麦の粒の成熟度を確かめるネットワーク大津の月尾正一副社長=5月下旬、大津町

 ロシアのウクライナ侵攻を背景に外国産輸入小麦の高騰が長期化するとの見立てから、政府は国産小麦の生産拡大を後押ししている。しかし、国産小麦は輸入物に比べて品質や収量が不安定なことから、食品メーカーの切り替えの動きはまだ鈍く、農家の増産機運も...

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