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ベンチャー経営「目利き力」を大切に  フードテック企業「DAIZ」社長・井出剛さん

熊本日日新聞 2022年2月12日 09:40
 いで・つよし 福岡市出身。同志社大卒。1998年、バイオベンチャー「トランスジェニック(当時はクマモト抗体研究所)」を設立。医薬品開発向けなどの遺伝子改変マウス生産を手掛け、東証マザーズ上場を果たす。03年に社長を退任、05年に果実堂を設立(現在は非常勤顧問)。有機栽培ベビーリーフを核に事業を成長させる。15年に大豆エナジー(現DAIZ)を立ち上げた。ハンバーグや唐揚げなどになる、独自技術の植物肉原料が注目を集め、大手との資本提携が相次ぐ。県内に新工場を建設する計画も進める。

 米国などに比べて、起業家が育ちにくいといわれる日本だが、熊本県内には三つのベンチャー企業を立ちあげた起業家がいる。大豆由来の植物肉の開発・生産で全国から注目を集めるDAIZ(ダイズ、熊本市)の井出剛社長(60)だ。「ベンチャーは一人ではで...

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