昭和史の始まり「地方饗餞」 父は立ち会った 熊本市の後藤さん 自宅に胸像、遺品も保管

熊本日日新聞 2022年1月6日 10:13
「鉄道局書記として活躍した父の足跡を残したい」と父・後藤倉太さんの石像を自宅玄関に建てた長男の久男さん=熊本市北区

 熊本市北区津浦町に、詰め襟の制服姿で制帽を被った男性の石像を置く家がある。男性は戦前、鉄道局書記として大阪鉄道局に勤務した後藤倉太さん(享年60)。倉太さんは昭和天皇が即位した1928(昭和3)年、全国各地で名士や功労者を集めて催された祝...

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