西野衆院議員の自民入党、県連が了承 年内にも正式決定

熊本日日新聞 | 2021年12月07日 20:31

西野太亮衆院議員

 自民党熊本県連は7日、役員会を開き、熊本2区選出で無所属の西野太亮衆院議員(43)の入党を了承した。最終的な決定権のある党本部が年内に正式決定する見通し。西野氏は入党後、次期衆院選で自民公認が得られる熊本2区支部長に就任する予定だ。

 西野氏は10月31日投開票の衆院選に無所属で立候補。17選を目指した自民公認の野田毅氏(80)に約5万票差をつけて初当選した。11月中旬に県連幹部と会い、2区で長年の懸案だった保守分裂の解消を図ることを条件に入党手続きを進めることで合意。12月4日に入党願を提出した。

 自民県連の役員会は県連会館(熊本市中央区)であり、西野氏が野田氏の支持者と融和、協調する姿勢を示していることが報告された。入党に関して役員から反対意見は出ず、全会一致で了承した。

 終了後、記者会見した前川收会長は「衆院選の結果は有権者の民意。入党願は真摯[しんし]に受け止めた。恩讐[おんしゅう]を乗り越えて保守がまとまることを目指してほしい」と述べた。西野氏は「入党に向けて大きく前進し、大変ありがたい。微力ながら保守分裂の解消に努力していく」と話した。

 また前川会長は、野田氏が今後の選挙に出ない前提で、県連の特別顧問に7日就任したことを明らかにした。野田氏は熊本日日新聞の取材に「長年支えてもらった支持者には感謝の思いしかない。今後は東京と熊本を拠点に政治活動を続けていく」と述べた。(潮崎知博、高宗亮輔)

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