6万6225羽の処分終了 熊本・鳥インフル 埋却など防疫措置は継続

熊本日日新聞 | 2021年12月04日 20:01

鳥インフルエンザが発生した南関町の養鶏場敷地内で進められている、殺処分した肉用鶏を埋める作業(県提供)

 熊本県は4日、高病原性鳥インフルエンザが発生した南関町細永の養鶏場で飼育されていた肉用鶏6万6225羽の殺処分を終了したと発表した。今後は、処分した鶏や汚染物を養鶏場の敷地内に埋却するなどの防疫措置を進める。

 県によると、毒性が強い高病原性ウイルス「H5型」を検出したことを受け、3日午前4時に殺処分を開始した。鶏が大型のために捕獲に手間取って作業が難航したが、当初より作業員を増やすなどしてペースアップ。延べ677人による作業は4日午前3時52分に終わり、開始から24時間以内の目標をクリアした。

 県は国の防疫指針に沿って、感染確認から72時間となる6日午前4時までの完了を目標に防疫措置を継続。埋却作業に加え、鶏舎の消毒作業にも当たる。

 県は4日午前、2回目の対策本部会議を開催。蒲島郁夫知事は「72時間での防疫措置終了が最も大事だ。ウイルスの封じ込めに全力を挙げよう」と各部長らに呼び掛けた。県内で100羽以上を飼育する養鶏農場205戸では、大量死などの異常は確認されていないことも報告された。

 県は感染が確認された養鶏場から半径3キロ圏内にある南関町の養鶏場4カ所(6万3300羽)に鶏や卵の移動を禁止。熊本県側の3~10キロ圏内にある玉名市、和水町、南関町の計14カ所(75万9878羽)にも圏外への搬出を禁じた。発生養鶏場周辺の国道や県道には7カ所の消毒ポイントを設置し、畜産関係車両を中心に24時間態勢で消毒作業に当たっている。(潮崎知博、内田裕之)

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