【立候補者インタビュー/2区】西野太亮氏(43)=無所属新「世代交代果たし課題解決」

熊本日日新聞 | 2021年10月22日 09:30

西野太亮氏

 -保守系を自認していますが、長年2区で選出されてきた自民党候補との違いは。

 「最も訴えたいのは世代交代だ。フットワーク軽く現場に足を運び、自分でパソコンを打って政策を作ることができる。先輩方の助言も得ながら、私たちの世代が責任を持って課題を解決していく」

 -自民党が改善すべき点は何ですか。

 「候補者の公認制度を見直す余地がある。保守と革新の勢力が拮抗[きっこう]する選挙区では、有権者が投票で審判を下す。だが、熊本のように保守の地盤が強い選挙区では、一度当選するとずっと安泰で自民党公認が既得権益になる。国民に協力と努力をお願いする政治家には緊張感が欠かせない。候補者を選ぶ予備選の導入を含めた議論が必要だ」

 -政治家としての経験がなく、即戦力として政策を実現できるのですか。

 「政策の立案には現場の問題を把握することが重要だ。熊本に帰ってからの5年間、選挙区を丹念に回って課題を認識してきた。財務省で13年間勤務し、予算や法律づくりに携わった経験もある。永田町や霞が関には当時の役人仲間も少なくない。当選すれば、保守の責任政党である自民党への入党をお願いする」

 -地域活性化をどのように進めますか。

 「(佐賀、福岡、熊本の3県を結ぶ)有明海沿岸道路を早期に整備し、定住促進や企業誘致、熊本市の渋滞緩和などにつなげたい。ミカンやイチゴといった地元の農産物を佐賀空港から中国に運び、ブランド化して販路を拡大することも可能だ」

 -台頭する中国との向き合い方は。

 「外交安全保障上の脅威であると同時に、経済的な相互依存も高まっている。平和と領土を守った上で、経済的利益を最大化することが国益に資する。日米同盟を基軸に、人権や民主主義など基本的な価値観を共有する国と連携して向き合っていくべきだ」

 -消費税増税に慎重な考えですが、財政健全化を置き去りにするのでは。

 「社会保障費が歳出の柱になっており、団塊世代が平均寿命を迎える5~10年後まで様子を見たい。国債の国内保有率は高く、財政破綻の原因となる金利は安定している。すぐに消費税を上げる状況ではない。財政再建には経済の活性化も欠かせない」

 -憲法改正は必要ですか。

 「戦後70年以上たっており、柔軟に対応するべきだ。自分は中道右派として平和や領土の保持を主張する立場。国民に不安がない形で自衛隊を憲法に位置付けるのであれば、改正も必要だと思う」(高宗亮輔)

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