火の国サラマンダーズ、今季最終戦で白星 九州アジアリーグ、大分に2-1 

熊本日日新聞 | 2021年09月26日 20:17

【火の国-大分】3者三振を奪い、19セーブ目を挙げた火の国の石森=佐伯中央病院スタジアム

 プロ野球独立リーグ、ヤマエ久野九州アジアリーグは26日、佐伯中央病院スタジアムで今季のリーグ最終戦を行い、既に優勝を決めている火の国サラマンダーズが大分Bリングスに2-1で競り勝った。大分と2チームで競う公式戦の通算成績は23勝9敗。

 火の国は初回、2死二塁から水本大志の適時二塁打で先制した。七回に同点とされたが、九回2死から四球と盗塁で好機をつくり高橋昌寛の適時二塁打で勝ち越しに成功。最後は抑えの石森大誠が3者三振で締めた。

 来季は新規参入が決まっている福岡北九州フェニックスを含む3チームで優勝を競う。

【火の国-大分】初回、火の国2死二塁。右翼線に先制の適時二塁打を放つ水本=佐伯中央病院スタジアム

◆打って走って、主砲けん引 火の国4番・水本◆

 火の国の4番水本大志が打って、走って勝利に貢献した。初回は2死から勝負強く先制適時打。同点の九回は四球で出塁後に今季6個目の盗塁で好機を広げた。続く高橋昌寛の適時打で勝ち越しのホームを踏み「足は速くないけど気持ちで走った」と笑顔を見せた。

 左打ちで豪快なフルスイングが持ち味。日本野球機構(NPB)で名捕手として鳴らした細川亨監督も「あそこまで振り切れる打者はそういない」と感心するほどだ。

 打撃部門で本塁打、打点、安打数でリーグ1位となった。シーズン中盤に打率1割台と低迷したが、吉村裕基選手兼任コーチの助言で上体が突っ込みすぎないようにフォームを修正。最終打率は3割3厘でリーグ2位と安定感も増した。

 ただ、24歳の大砲が目指すのはNPB入りだ。現状は調査書が届いておらず、見通しは厳しい。「打者としてプロ(NPB)に行くなら20本以上の本塁打とか、突き抜けた数字を残さないといけない。今年は悔しかった。来季はさらに成長した姿を見せたい」と力を込めた。(後藤幸樹)

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