九州中央道・嘉島-矢部、23年度完成 山都町の10・4キロ開通

熊本日日新聞 | 2021年04月28日 07:30

 国土交通省九州地方整備局は27日、九州中央自動車道のうち、熊本県の山都中島西IC(インターチェンジ)-矢部IC(仮称)の10・4キロが2023年度に開通する見通しになったと発表した。事業が進められている嘉島JCT(ジャンクション)-矢部の全区間23キロが完成する。

 九州中央道は、嘉島町から宮崎県延岡市までを結ぶ全長約95キロの高速道路構想。熊本県側は嘉島JCT-山都中島西ICの12・6キロが開通済みで、矢部までの延伸で山都町と熊本都市圏の交通アクセスが向上する。

 山都町の矢部-蘇陽区間約15キロは、事業化の前段階となる「計画段階評価」の手続きに入っている。
 また、熊本市北部で整備中の国道3号熊本北・植木両バイパスの22年度の開通見通しも公表した。熊本北バイパスは合志市須屋から熊本市北区四方寄町までの1・8キロを4車線化。植木バイパスは四方寄町から下硯川町までの0・9キロが暫定2車線で開通し、熊本西環状道路につながる。

 各道路の開通見通しについて、蒲島郁夫知事は「県の拠点性向上や熊本都市圏の交通渋滞緩和に寄与し、災害時には『命の道』としての役割を担うと期待する」とのコメントを出した。

 佐賀県鹿島市から大牟田市まで開通している地域高規格道路の有明海沿岸道路は、九州地方整備局が大牟田市の三池港ICから荒尾市の国道389号までの連絡路(2・7キロ)に本年度着工する。県内で有明海沿岸道路の工事に着手するのは初めて。(嶋田昇平)

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