天草に珍客、ナベヅル飛来

熊本日日新聞 | 2020年12月11日 13:00

優雅に舞うナベヅル。左は幼鳥=天草市

 熊本県天草市河浦町の国道266号沿いの水田に、ナベヅルの群れが飛来している。住民らによると、毎年マナヅルは訪れるが、ナベヅルは珍しい。

 天草は、ツルの越冬地である鹿児島県・出水平野への渡りのルート上にあり、同町には2000年ごろからマナヅルが飛来。例年2月ごろまでとどまり、風物詩になっている。

 体が青みがかった灰色のマナヅルに対し、ナベヅルは黒っぽい灰色。日本野鳥の会県支部の山本和紀副支部長(72)=熊本市=は「横島干拓(玉名市)にも現在、ナベヅルが十数羽飛来している。理由はよく分からないが、今年は多いようだ」と説明する。

 9日朝、河浦町の田んぼではマナヅル2羽とナベヅル4羽が落ち穂をついばんだり、優雅に飛び交ったりする姿が見られた。近くの自営業、合津伸弘さん(63)は「新型コロナウイルスなど暗い話題が多い中、ほっとしますね」と話した。(谷川剛)

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