阪神・大竹、3年連続2桁勝利へ 優れた制球力と自己分析力

3年連続2桁勝利を狙う阪神の大竹が着々と準備を進めている。21日の沖縄・宜野座のブルペンでは体の使い方を確認しながら、カーブなど変化球も交えて50球ほど投じた。「実戦も入ってくる。そこで出た反省を生かしながらやっていきたい」と話した。
目慣らしのため打席に立った中野の内外角へ正確に制球した。打者との駆け引きに優れた技巧派サウスポーとあって、ブルペン投球の出来に一喜一憂することはない。「こっちでいいと思っていても、打たれたら意味がない。主観と結果はかみ合わないことがある」。冷静に自己分析できる能力も29歳の強みだ。