新十両若ノ勝に母校の化粧まわし 埼玉栄高、鮮やかなオレンジ色

大相撲春場所(3月9日初日・エディオンアリーナ大阪)で新十両の若ノ勝が21日、東京都板橋区の常盤山部屋で、母校の埼玉栄高から化粧まわしを贈呈された。同高OBで兄弟子の湊川親方(元大関貴景勝)も締めた鮮やかなオレンジ色の化粧まわしに「いつか自分もと思っていた。それに見合うような強い力士になりたい」と決意を新たにした。
栃木県出身で21歳の若ノ勝は2022年初場所で初土俵を踏み、豊富な稽古量で力をつけた。同席した湊川親方は「番付が上がれば上がるほど稽古量を増やして、自分に厳しくやってほしい」とエール。埼玉栄高相撲部の山田道紀監督は「貴景勝の背中を追いかけてきた」と期待した。