国土担当相、老朽対策を強化 埼玉・八潮事故、次期計画に反映
![坂井学氏](/sites/default/files/images/newspack/2025-02PN2025021401001901.-.-.CI0003.jpg)
坂井学国土強靱化担当相は14日、関係省庁連絡会議で埼玉県八潮市の道路陥没事故に触れ「インフラ老朽化対策を含め強靱化の取り組みを一層強化する」と強調した。2026~30年度の「実施中期計画」に反映させる。計画には自治体支出分や民間投資を合わせた総事業費を盛り込み、今年6月をめどに策定。坂井氏は具体的な事業内容の検討を各省庁に指示した。
八潮市の陥没事故は下水道管の腐食が原因とみられている。国土交通省の担当者は連絡会議で「このような事態が再び起きないようにする」と述べ、有識者会議で点検のやり方などを検討すると説明した。