PL教団に1100万円賠償命令 「宗教2世」違法献金を認定

共同通信 2025年2月14日 20:24

 パーフェクトリバティー(PL)教団から違法な勧誘で高額な献金をさせられたとして、高知市に住む元信者で「宗教2世」の女性が返還と慰謝料などを求めた訴訟の判決で、高知地裁(佐々木隆憲裁判長)は14日、教団に対し、献金986万円全額を含む計約1100万円の支払いを命じた。

 佐々木裁判長は判決理由で、多額の献金で女性の生活や家計に支障が生じることを教団は認識できたとし、献金勧誘行為が「社会通念上相当な範囲を逸脱するもの」に当たるとして違法性を認めた。

 女性の代理人弁護士は判決後「同様の訴訟にとって意義のある判断だ」と話した。教団側は電話取材に対し「受付時間外」としている。

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